慢性便秘の人は、便秘薬を長期に服用してその結果、量が増加傾向になる人が多いです。
便秘薬を適量用以上使用すると
腸管が痙攣→排便困難
になるケースが多くなります。
また、すっきり出したいという気持ちが高まり、下痢するまでのむという悪循環に陥りがちです。
便秘薬を服用すれば下痢すると思っている方も多いのが現状です。
下痢便が続くと腸に何もないのに常時便意を感じることになります。
これは下剤性結腸症候群といわれ、結腸や直腸が下痢によって刺激され、起こる炎症によっておこる症状です。
4、5年前ごろから女性だけでなく、男性にも更年期があるといわれるようになりました。
実際、私のところにもそういった相談は増えているように感じます。
では男の更年期とはいったい何をさすのでしょうか?
一般に女性の更年期は閉経の前5年と後5年のおよそ10年間のことを更年期といい
その時期にでる不定愁訴を更年期障害と名付けています。
しかし、男には閉経なるものはないので一般的に更年期がないとされてきました。
しかし近年女性が更年期に訴える症状が、男性の50代前後におおいことから男にも更年期障害が
あるといわれるようになったようです。
さて、実際の症状はといいますと
「だるさ」「気力の低下」「めまい」「肩こり」そしてその後不眠になっていくのが特徴のように感じます。
そしてさらに進むのうつ状態になっていくのです。
では、男性の更年期障害はどうやって起こるのでしょうか?
閉経で急激に女性ホルモン(エストロゲン)が減少する女性とは違い、男性にはそのような劇的な体の変化はありません。
しかし、男性ホルモン(テストステロン)は40代半ばから個人差はあるものの徐々に減り始め、50代にかけて、心身の不調を感じる人が増えています。
この年代はストレスも多く、体力も衰え、仕事はハード、リストラの不安、家族の介護、子供の教育、結婚など様々な問題がでてくる時期です。そんな中、心身のバランスを崩しやすくなっています。
男性更年期症状
精神的症状
疲労感・不安感・不眠・抑うつ・イライラ・頭痛・集中力低下・気力低下
性機能障害
性欲減退・インポテンス
泌尿器症状
夜間の頻尿・排尿困難・残尿感
その他
多汗・動悸・手足の冷え・手足のしびれ・肩こり・めまい・食欲不振
セロリはせり科の植物で、セリ、三つ葉、パセリなどと近い植物です。原産地は地中海東部で、もともとは野菜ではなく薬草として用いられていました。
古代エジプトではすりつぶして骨折やけがの治療に使っていました。また、古代ギリシャ・ローマ時代にもその葉や種が薬草や香料として使われていました。
セロリが野菜として食され始めたのは16世紀と比較的最近で、イタリヤやフランスで品種改良され、香りなどが弱いものが出始めてからのようです。
日本では加藤清正が朝鮮出兵の際に持ち帰ったのがはじめとされ、「清正人参」と呼ばれましたという文献があります。ただ今のセロリより原種に近く細かったようです。
現在の茎の太いセロリは明治時代にヨーロッパからはいってきて栽培されましたが、独特の臭いや味から敬遠され、普及はしませんでした。その後食の欧米化が進むにつれ昭和30年ごろから普及し始めました。