大豆イソフラボンは見て字のごとくまさに大豆中に含まれる栄養素で、女性ホルモン様作用が注目されている物質です。
当然、豆腐や納豆、豆乳など大豆製品に含まれます。
女性ホルモン様作用ということで、女性ホルモンが行う血圧安定作用や、血行改善作用とともに骨からのカルシウムの溶出を抑えてくれる作用が注目されます。
この作用により、余計なカルシウムの流出を防いで、骨の弱くなるのを抑えてくれます。
ビタミンC
コラーゲンって聞いたことありますか?けっこうよく耳にするのでご存知だと思うのですが、骨の中にもこのコラーゲン組成はあります。これを骨基質といいます。
その合成に欠かせないのがよくご存知のビタミン ビタミンCなんです。
ビタミンCはほかにもしみ、そばかすなど肌の酸化を防御する効果もありますので摂っていて損はなさそうです。
骨粗鬆症にカルシウムが重要なのはいわずもかなですが、ではほかに何が必要なのでしょうか?
まず思い浮かべるのはビタ ミンDですね。 karigen.jpg
整形の処方箋でもアルファロールやエディロールなど処方された経験がある方もいると思います。
薬局で扱うカルシウム剤もビタミンDを配合した薬はよく販売されています。
例えばカンリゲンボンS Bioです。
ではなぜ配合されたり処方されたりするのでしょうか?
それはビタミンDには、腸管(小腸の壁)で食物などのカルシウムを吸収を促進するからです。
また骨形成(骨ができること)を助ける作用もあります。
なので、カルシウムと一緒に撮るのが効果的であることが容易にわかると思います。
なのでビタミンDをとりながらカルシウムを取ることが大事になります。
主な食品
鶏卵、鮭、しらす干し、乾きのこ類(しいたけ、木耳、舞茸など)
骨強度の低下を特長とし、骨折のリスクが増大しやすい骨格疾患と定義されています。
骨強度とは骨密度+骨質(微細構造、骨代謝サイクル、微小骨折石灰化度)で、皮膚が新陳代謝を繰り返すように骨も骨代謝を行っています。
骨形成と骨吸収(骨から血液へCaが溶出)のバランスが崩れると骨量が減少します。この原因としては、遺伝、閉経による女性ホルモン、加齢、カルシウム不足、運動不足、アルコールの多量摂取、喫煙、ステロイドの使用、関節リウマチの罹患などがあげられる。
健康年齢を伸ばすには若い時から食生活や適度な運動などが重要となるようです。
高齢化が進む中、ロコモティブシンドロームの原因の一つになっている骨粗鬆症患者は、1200万人以上と推定され今後更に増加するとか・・・。
老化現象の一つと考えられていた骨粗鬆症は、生活習慣病の一つとして予防できる疾患であると考えられています。
健康的な老後を過ごすために対策が必要です。
厚生労働省は7月10日、来年度から始まる次期『健康日本21』の内容を公表しました。
期間は2013年~2022年度の10年間。
公表された第2期の大きな方向性は
① 健康寿命の延伸と健康格差の縮小
② 生活習慣病の発症予防と重症化予防の徹底
③ 社会生活を営むために必要な機能の維持及び向上
④ 健康を支え守るために社会環境の整備
中でも‘健康寿命’の延伸や、がん、循環器系疾患、糖尿病、COPD(慢性閉塞性肺疾患)など特定の疾患への一次予防や重症化予防、ロコモティブシンドローム(運動器症候群)予防などが新たにクローズアップされたことが大きな特長といえます。
接触性皮膚炎
皮脂や汗で角質層のバランスが崩れているときに接触したものが原因で発生する湿疹
症状はかぶれが中心です。
脂漏性湿疹
皮脂腺が発達した頭皮や顔などに生じる皮膚病です。
原因:正常な皮膚にも存在するカビ・皮膚常在真菌(マラセチア菌)が関与するといわれています。
※マラセチア菌皮脂が多い場所で増殖する傾向があり、しすぎると皮脂中のトリグルセリドを分解して生じた遊離脂肪酸や酸化した皮脂自体などが刺激となり、脂漏性皮膚炎となると推測されている
夏の皮膚病!
夏におきる皮膚病は、皮脂の分泌と汗を大量にかくことで
脂漏性湿疹
接触性皮膚炎
あせも
紫外線による日光皮膚炎
水虫
むしさされ
じんましんなど
夏の皮膚病は症状は強いですが、原因が単純なので、はやく治療することが大事です。